(産地の声)vol.1425 2019.12.25
今年最後の産地の声です。思い返しますと、異常気象の連続だった年でした。異変は7月例のない雨と太陽の出ない日が続いた事から始まりました。6.7月は稲や落花生など植え付けた苗がさあこれから、と大事な成長の時です。
(産地の声)vol.1424 2019.12.18
NHKスペシャルでお米のことが取り上げられています。病気にかからないために糖質制限としてお米を食べない人がいるそうです。私など「そんなバカな」と思うのですが、そんなことを指導するお医者さんもいると言うのですからもうどうしようもないような気がします。
(産地の声)vol.1423 2019.12.11
農村に生きてきて、日本の指導者は何を考えているのか分からなくなってきます。独自の憲法改正と言いながら、政策はアメリカのいいなりで矛盾しているように見えます。
(産地の声)vol.1421 2019.11.27
雨空が続きます。梅雨の季節のようです。晴れたらやろうと思っている仕事ができません。
ハウスの野菜はまだ仕事ができるからいいのですが、露地野菜は悲惨です。畑はぐちゃぐちゃで入る度に泥が付き扱いが容易でありません。
おかげさま農場の片岡です。高柳場長が農閑期で旅に出かけているので、そういった時にたまに代筆で登場しています。先月は場長と一緒にドイツ在住の日本人の谷口さんのお話を聞きに行きましたが、「日本と外国はだいぶ違うな~」と感じたので、報告させて頂きますね。
(産地の声)vol.1419 2019.11.13
今年は虫の発生がひどい。私の場合サニーレタスを植えているのですが、ヨトウムシが大発生です。ヨトウムシは夜盗む虫と書くそうですが、夜中に活動し根元の茎を食べてしまいます。
(産地の声)vol.1418 2019.11.6
自分で言うのも何ですが、先週はこの産地の声を珍しく休んでしまいました!イベントもあり、すっかり失念してしまったのです。
(産地の声)vol.1417 2019.10.23
台風19号による痛手はまだまだ回復には至らず、修復に手間取っているところですが、長野県や福島県などの惨状を見ると、私どもの被害など愚痴を言ってるレベルなのかも知れません。
(産地の声)vol.1416 2019.10.16
台風15号に続き、19号が関東を直撃しました。再びの来襲かと気をもみましたが、この千葉県はいくらかそれてくれたようです。台風に備え、ハウスを持っている農家はビニールをはがしたり、切ったりして本体(骨材)を守ろうと暴風の影響をいくらかでも和らげる工夫をして対策をした農家が多かったのです。
(産地の声)vol.1415 2019.10.9
10月6日には久しぶりに勉強会に行ってきました。食と命の教室に参加しているまゆみさんからパンフレットを戴いたのです。題して「ミツバチと食のフォーラム」大妻女子大学まで連れ合いと車で行ってきました。
(産地の声)vol.1414 2019.10.2
ようやく千葉県も電力が回復しとりあえず一段落?です。ですが台風による被災の復旧にはまだまだの状態です。元の状態に戻るには1年くらいかかるかも知れません。
(産地の声)vol.1413 2019.9.25
台風15号から2週間を過ぎましたが、日常は帰ってきたものの現状は復元がまだまだの状態です。とりあえずハウス一棟は何と片付けましたが、機械置き場の小屋の屋根修理が途中までなのです。
(産地の声)vol.1412 2019.9.18
先週はこの産地の声が珍しくお休み。9日早朝の台風15号の来襲によって当地は大被害に襲われた。
家屋やハウスが屋根を飛ばされたり、つぶされたり、、そして畑や田んぼが暴風、豪雨によって吹き飛ばされたり、浸水陥没などで手の付けられない状況に陥った。
(産地の声)vol.1411 2019.9.4
「食と命の教室」と称して始め今年で6年目になります。無作為募集でやっているのですが、人が生きて行くことは食べ続けることです。人間に限らず生き物は全て、食べるという行為なくして生き続けることはできません。
(産地の声)vol.1410 今回はきわめて政治的感想です。 2019.8.28
またか!という感じです。日米貿易交渉のことです。またまたトランプ大統領の要求をのむ交渉だと思うのは私だけでしょうか。この前はトランプ大統領の売り込みで戦闘機やら軍の装備を数兆円という税金を投入することを約束させられ、今度はトウモロコシやお米小麦を買わされる約束をしたと言うのです。
(産地の声)vol.1409 2019.8.21
お盆が過ぎいくらか猛暑から遠ざかりつつあるのかな、という感じの天候ですが、ときおりの時雨がゲリラ豪雨と呼ばれる激しい雨が降りました。
(産地の声)vol.1408 2019.8.14
8月は盆月です。5日は檀那寺でお施餓鬼会でした。和尚さんが檀家さんの卒塔婆を用意し、檀家全員の名を唱え供養します。私は、総代の端くれなので檀家さんが来寺するときの受付や接待などの役目でお寺に務めます。
(産地の声)vol.1407 今回は他で書いたものの抜粋です。 2019.8.7
日本人の食卓も、ご飯に味噌汁が当たり前であったのが、今は、トーストにハムエッグがさも当然の食であるかのような時代である。
(産地の声)vol.1406 2019.7.31
暑い日が続いています。梅雨が明けたと思ったらこの天気です。先週も書きましたが、汗だくの毎日です。
我が家の室内温度が33度から34度を示しています。外の太陽がでているところはただ歩くだけで汗がだらだらと流れます。担当しているミニトマトは、ハウスですのでさらに暑い!おそらく40度を超す暑さでしょう。
(産地の声)vol.1405 2019.7.24
ようやく日差しが見えました!久しぶりの太陽です。とは言うものの暑さも一緒で、田んぼの畦草刈りを始めたのですが、汗ぐっしょりです。
(産地の声)vol.1403 2019.7.17
参議院選挙の投票日が近づいています。これまでの政治は率直に言えば、どうも政治家が信用できない感が強いのです。農業のこれまでの現状と政策を見ても嘘が多すぎ、というかだまされた感が強いのです。
(産地の声)vol.1403 2019.7.10
天候不順で、夏野菜がとれません。成長がパタッと止まってしまった感じです。夏野菜は温度で成長しますので気温が低いと話になりません。もちろん日照不足もありますが。今日しばらくぶりに太陽がでましたが、覗いた程度で終わり。
(産地の声)vol.1402 2019.7.3
雨の続く中、菜種の脱穀、麦刈りを何とか終えました。麦刈りは終わったといっても、畑にはまだ麦があります。2.3日前にコンバインで麦刈りをしていたら急に動かなくなってしまったのです。
(産地の声)vol.1401 2019.6.27
おかげさま農場の片岡です。久々の登場です。梅雨続きの中、火曜&水曜と晴れたので「この2日間が勝負だ!」と畑仕事に集中したいと高柳場長が思ったのでしょう。そんな時に「片岡君産地の声、たまには書くか?」とお鉢が回ってくるのです。
(産地の声)vol.1400 2019.6.19
この地域の田んぼの稲は、もう分けつがいっぱいになり始め、中干しと呼ばれる水を切る季節に入っています。数本植えられた稲は、3枚目4枚目と葉を出すごとに芽を出して茎が増えていきます。それを分けつと呼びますが、1株20本くらいで十分なのですが、そのまま水も豊富ですと切りが無く分けつを続けます。
(産地の声)vol.1398 2019.6.12
夏野菜は、調整するのが難しい!。我が家のキュウリは、先週末は気温が夏日と言うことで穫れすぎで困ったほどでしたが、急に雨と気温の低下で一気に穫れなくなってしまいました。
とまと、ピーマン、キュウリ、ズッキーニなど木に成る野菜は、気温に敏感です。温度で成長するといってもいいのです。10日、11日そして今日12日と続いた夏日からの急な気温低下(20度を下回り17,8度に下がった)となると極端に言えば生育停止に陥った感があります。
キュウリ担当の連れ合いは、ハウスを一回りして「なんなのこれ!」と言った具合に収穫できないのに驚いていました。
とはいうものの、キュウリもトマトも美味しい。
我が家のキュウリはむかしながらのブルームありの栽培です。近年の市中に出回っているキュウリは、当たり前のようにブルームレスです。ブルムレスのキュウリは、見た目が綺麗な緑で日持ちがします。
本来キュウリは果皮の表面にうっすらとブルームが浮かびます。これは、身を守るために(病原菌などがつきにくくなる)と言われています。トマトなども同じくうっすらと薄毛のようなものがびっしりと生えています。
皆さんの手元に届くときは農家が拭き取ってしまうので、つるつるの感じですが、生育する姿は違います。
キュウリはキュウリなりにトマトはトマトなりに身を守る術を心得ているのでしょう。
ジャガイモが獲れ始めました。キタアカリです。ジャガイモは、北海道は秋からですが、この千葉は今頃からです。2.3月は九州から始まり4.5月は静岡あたりから、そして6月から千葉県へと産地が移ります。
ニシユタカという品種は、佐賀県で育成された品種で、キタアカリは北海道で育成された品種です。育成地の違いで品種の名前が付くなんて面白いと思います。
無農薬で作るトウモロコシも出始めましたが、これも今だけです。7月の中旬に成ると一斉に虫が発生し、商品には成らなくなってしまいます。最も農薬を使ったならば生きのびますが、当農場ではアウトです。
夏野菜は、気分次第(気候次第)のところもありますので、そうしたところも大きな心でご理解と、ご支援をお願いします。
おかげさま農場・高柳功
(産地の声)vol.1397 2019.6.5
6月に入り、大忙しの季節です。なすやトマト、ピーマンなどが採れ始めました。直売所かざぐるまにはトウモロコシも出始めた!お客さん達も大喜びでしたよ!とパートさんが言う。
(産地の声)vol.1397 2019.5.29
この産地の声も書き始めて30年近くになります。今回で1396回となっていますが、それ以前ワープロもない時期は、手書きで書いていました。その部分記録してなくて存在しません。実質的には1400回は超えていると思うのですが、よくも続いてきたな、と我ながら感心しています。
事務室から今から27年前の今日に書かれた産地の声が出てきました。キャベツが傷んでしまった、と言うことが書かれていました。
食べ物は生きています。気温が高くなると呼吸が激しくなり、消耗が激しくなります。そして、一方で気温の上昇と加湿がカビや細菌の繁殖を促し、ちょっとした傷でもそこから痛みが広がります。そんな季節です。
そういう季節なので収穫し、出荷する際にはよく見ているつもりですが、外見上は問題ないように見えて、2枚3枚の葉の内側に痛みが出てしまう、と書いていました。実際にそのようなことがおこるのです。
たまにですが、キャベツだけでなく大根や、サツマイモ、人参などにも痛みが出るときもあります。これも外見上からは分からなくて、切ったら変色していたとか、硬い部分できてしまうとか、おそらく1万分の1以下の確立程度ですが、当たりついた人にとっては、クレームが出て当たり前です。
そんなときは申し出てください。私達にも見えない事がまだまだあるのです。一生勉強だと思うのです。生きているものを扱うということは工業製品とは違うし、生命現象は人間の意志だけでできるものではありません。
とまあ、言い訳のように聞こえるかも知れませんが、言い訳です。どうしたら鮮度、品質を保った形で皆さんのところに届けることができるのか、それが課題です。皆さんのご理解とご協力をお願いしたいのです。
今は、夏野菜に切り替わるいわゆる端境期です。葉物は基本的に5月で終わります。春は春の、夏は夏に元気な野菜を食べることが旬を食べる事だと思います。人間も自然界の生き物ですから、四季折々の天気にあった=元気に育ったものを食べることは生き物として自然だと思います。
原始の人間は、そうして生きてきました。むしろ現代のようにいつでも何でも食べると言うことが、不自然きわまりない気がします。
ズッキーニも、ピーマンも穫れ始まったようです。キュウリやトマト、なすといった野菜は体を冷やしてくれます。なるべき旬を食べましょう!
おかげさま農場・高柳功
(産地の声)vol.1395 2019.5.15
まだ田植えが終わりません。苗が失敗したり、代掻きしようと始めたとたんポンプが故障して水が汲めなかったり、アクシデントの連続です。田んぼは水が無ければ始まりません。
(産地の声)vol.1394 2019.5.8
BSワールドニュースを見ていたら、フランス、ドイツ、イギリスの報道は「100万種が絶滅の危機」とかなりの時間を割いて報道していました。この日本ではチラッとしか報道されなかったようですが、、、大変な問題だと思います。
(産地の声)vol.1393 2019.5.1
ここのところ雨続きです。田植えが予定通り進みません。というのも我が家の場合紙マルチを敷いての田植えですので、紙マルチが濡れてしまっては破けてしまうので雨ではまずいのです。
(産地の声)vol.1391 2019.4.17
50枚の田んぼの耕耘が終わりに近づき、いよいよ代掻きです。終えて田んぼの水回りをしました。そしたら、ムラの田んぼの半分以上が水をたたえています。早いところでは、代掻きどころか田植えが始まっています。
我が家も代掻きに取りかかりたいのですが、育苗ハウスの中のトマトやキュウリも植えなければなりません。連れ合いと娘は、キュウリの定植です。
(産地の声)vol.1390 雑言 2019.4.10
人は誰でも思いを持って生きている。そう意識(自覚)しているかどうか別にして。がっかりしたり、失望したりするのは自分にそれなりの期待と願望があるからなのだ。欲望というか、我欲というか、ともかく自分の願望があって、そぐわなければ、がっかりしたり、失望したり、時には思い通りにいかなくて自暴自棄に陥ったりする。
(産地の声)vol.1389 2019.3.27
5月の10日間のゴールデン連休まであと1ヶ月を切りました。私達農家は、5月のゴールデン週間に連休したことがありません。その時期は、田植えやら、畑作物の植え付け、準備と一年で最も大切で休めない季節だからです。隣の成田空港は、毎年連休の観光客で大混雑と言うことですが、これもどこか遠くの出来事のような感じです。
(産地の声)vol.1388 2019.3.28
おかげさま農場の片岡です。高柳場長が忙しく書けない時に代筆していますので、久々の登場です。
さて、この前の日曜日は「食と命の教室」でした。毎年、色々な背景をお持ちの方が参加されていますが、今年度の参加者の1人で、いわゆる発達障害と呼ばれるお子様を支援している会社のスタッフの方がいます。その方のお話では「食べ物を変えると、子供が変わるんです」と言います。また、「親御さんが変わると子供も変わるんです」とも。「うちの子、宜しくお願いします」と任せてしまう親御さんもいる一方で、親御さんが他人任せではなく、子供と一緒に食べ物だけでなく生活を落ち着いたものにすると、これまた子供達が変わるそうなのです。
(産地の声)vol.1386 2019.3.13
私の携帯は、いわゆるガラケイと呼ばれるのだったのですが、写真写りが今一の感じです。で、昨年思い切ってスマホにしたのですが、写真だけはスマホの方が断然きれいにとれます。
(産地の声)vol.1384 2019.2.27
近所の知り合いの人からほうれん草をいただきました。おかげさま農場の有機肥料を使い、いわばおかげさま農場の農法をしているのです。
(産地の声)vol.1383 2019.2.20
最近2冊の本を読みました。一つは、おかげさま農場の会員農家からで「種と内臓」という本。著者は吉田太郎さんというひとで、かって有機農研の研修会でキューバの有機農業の話を聞いたことがある人です。
(産地の声)vol.1382 2019.2.13
実行委員会をつくり、一年間かけて準備してきた「GMOフリーゾーン全国集会in成田」の期日が迫ってきました。
3月2日(土)3日(日)の予定です。2日の午後だけでもご参加下さい。
タイトルは、「守ろう!子どもたちの未来を!」です。
(産地の声)vol.1380 2019.2.6
1月20日が大寒で、それからは寒さが和らぎ、2月の4日は立春となって春に向かってゆくーこれが暦の教える季節の移り変わりですが、実際はそうはいかないようです。
(産地の声)vol.1380 2019.1.30
3月2~3日に、第14回GMOフリーゾーン全国集会in成田というイベントを準備しています。近隣の、有機農家団体といくつかの生協が集まり、実行委員会を作り準備してきました。是非、ご参加下さい。
(産地の声)vol.1379 2019.1.23
当地は、今マイナス4度、5度の気温を記録しています。大寒(20日)が過ぎて、これからは春に向かって気温が上昇してゆくのでしょうが、今まだ寒さが厳しい日々が続いています。
(産地の声)vol.1378 2019.1.17
明けましておめでとうございます。おかげさま農場の片岡です。先週は高柳場長の挨拶でし
たが、今週は私です。今、場長夫妻は伊豆に旅行に行ってます。農家というのは年を通して仕
事があるため、ゴールデンウィークやシルバーウィークはもちろん、土・日の休みなどもあり
ません。その季節にあった農作業があるため、ちょっとした休みが取れるのは今の時期だけな
のです。ということで、今の時期にだけ旅行に行く農家も多いのですよ。
(産地の声)vol.1376 2019年年頭に当たって 2019.1.9
明けましておめでとうございます。
おかげさま農場も30周年を通り過ぎ、自分も数え年70歳という年を迎えるようになりました。命の誕生は、お母さんのお腹に宿った時です。ですから誕生したときは1歳として数えてます。
(有)おかげさま農場
〒287-0204 千葉県成田市伊能215-1
TEL 0476-73-7566 FAX 0476-73-8588
営業時間:(月)(火)(水)(金)9:00~15:00 、(木)(土)(日)9:00~12:00 ※端境期の9月~10月は全日9:00~12:00と短縮営業になります。
直売所かざぐるま
〒287-0204 千葉県成田市伊能220
TEL 0476-73-6570(4~9月 13:00~18:00 10~3月 12:00~17:00)