(産地の声)vol.1382 2019.2.13
実行委員会をつくり、一年間かけて準備してきた「GMOフリーゾーン全国集会in成田」の期日が迫ってきました。
3月2日(土)3日(日)の予定です。2日の午後だけでもご参加下さい。
タイトルは、「守ろう!子どもたちの未来を!」です。
基調講演は、「ゲノム編集食品、私達はモルモット?」と題して、講師の先生がその問題点を資料を通して詳しく話してくれます。
遺伝子組み換え種子の栽培が始まったのは、90年代からですがそれから20年たっています。既に世界的に栽培が広がっていますが、その影響も徐々に出てきています。既に日本人は、菜種油、大豆で大量に食べています。
そもそもなぜGMOが問題なのでしょうか。地球に命が誕生して30億年と言われます。それだけの時間をかけて地球に生命が誕生し300万種400万種とも言われる多様な生物生み出してきました。
今、豚コレラが大発生していますが、人間には影響がないといわれています。それは種の壁があるから、人には移らないというと言うことになっています。しかしながら、狂牛病騒ぎがありました。本来山羊のスクレイピー病だった病気でこれも種の壁があって山羊だけの病気だったのです。
それが、人間の都合で牛に感染し、さらに人間に感染しイギリスでは100人を越す若者が亡くなりました。我が国でもその対策として全頭検査して感染源を断ち切るという対策を講じてきました。
これまでの常識では計り知れないことが起こったのです。遺伝子組み換えや遺伝子操作ということもそれに通ずる危険性を感じてなりません。
最近の事例では、大豆やトウモロコシなど豚や牛に食べさせたところ、生まれる豚の3割くらいが死んだり健康障害が出て、遺伝子組み換えでない餌に変えたら健康に戻った、南米ではその栽培地付近の住民から奇形児や病気が出ているなどと言う報告も出ています。
先々週のこの欄でも書きましたが、ゲノムが解読できたことで動物も植物もなく遺伝子操作ということをするとどうなるのか、それが今だけでなく次の世代、その次の世代にどのような結果を招くのか全く予断を許しません。
この会も第14回となり全国から300人を超す人達が集まります。
再度!是非何が起こっているのか、知ってほしいと思います。ご参加を!
おかげさま農場・高柳功