ポンプが壊れた!

(産地の声) vol.1747 一老農のつぶやき            2026.5.6

 ポンプが壊れてしまった!。共同でポンプ小屋を設置し7軒ほどで川から田んぼのへ給水していたのだが、そのポンプが壊れてしまった。我が家以外は田植えが終わっているのだが、我が家はこれから代掻きが待っている。

 

 水が無いとできない仕事なので、どうするか。自家のヒューガルポンプで汲むしかない。その地に10枚くらいあり、川から水を汲むにせよ、遠いところは長いホースが必要なのだ。困った!

 今日は水がある田んぼだけでもと代掻きに出かけたのだが、案の定ムラの仲間Tさんが、個人的にポンプを使って田んぼに水入れをし始めた。その後Sさんもポンプを持参して給水し始めた。我が家も自前でポンプ稼働しなくてはなるまい。

 

 5月5日が立夏で夏になった。野菜も少なくなり春野菜から夏野菜へと端境期になっている。宅配も品数をそろえるのが大変なのだ。とは言え、食べるものもないと困る。何とか会員農家で間に合わせているが、少々の不揃いは我慢してほしいと願う。

 農業者大学校を卒業した孫が農を始めた。パートナーも見つけ一緒に手伝っているのだが、慣れない農業の手伝いのためか、体の具合がよくないという。なので孫には「命と環境は守るものだ。だから仕事はいいから寄り添ってやれ」と言ったのだが、苗の水かけやジャガイモの荷つくりなど「やれることはやるよ」と。

 毎度書いていることだが、命を大事にすることは第一義だ。全てのことは命あってのこと。

 世間はゴールデンウイークだが、ムラではサツマイモ植えが始まった。夏野菜の季節なのだ。サツマイモ始め里芋やゴボウ長ネギなど一年にいっぺんしか採れないものは、特に植え付け時期を逃してしまう訳にはいかない。

 それにしても世界情勢が気になる。日本中で戦争反対のデモがくり広がっているようだが、テレビは報道しない。何でだろう、と思う。

 歴史家の半藤一利さんが、世論が勇ましい空気が出るのは危険な兆候だと言ってた。また田中角栄元首相が「今後戦争を経験しない政治家が出てくるのが心配だ。戦争の経験を持たない、歴史を知らない世代が出てくると、どうなるか」などと言ってたことを思い出す。

 争うのではなく、共に協力して助け合う世界であってほしい。それが、次の世代に向けての願いなのだが、、、、。

                     byおかげさま農場・高柳功