旬を食べよう

(産地の声)vol.1608 一農家のつぶやき。         2023.8.16

 旬を食べると言うが、夏野菜は実になるものが多い。キュウリやトマト、ナス、ピーマン、オクラ、ゴーヤなど。実になる野菜は体を冷やしてくれるという。

 

 葉物では、モロヘイヤ、空心菜がある(当農場の場合)。暑い夏に元気に育つものは、私たちの躰にとっても元気の元となるのではないかと思う。ちなみに真夏のほうれん草や小松菜はいただけない。

 冬野菜である葉物(ほうれん草や小松菜など)を真夏につくるというのは邪道で、防除なしではつくれない。早い話が無理につくると言うことなので、無農薬では育たないのだ。しかも秋冬だと60日から80日かけてじっくり育つのだが、今のような真夏だと30日もかからないで育ってしまう。栄養も半分以下だと思う。

 私は、ナスが好きなので毎日食べても飽きない。味噌汁の具、油で炒めて味付けするナスのシンヤキ、やはり炒めての味噌かけナスはご飯にあっていつでも食べられる。毎日収獲するが、結構B品が出る。風邪にあおられて傷ができたりするので、これらは我が家の自家用野菜となって食卓に上る。

 とはいえ、夏野菜も終わりを迎えている。キュウリも終わり木が枯れ上がってしまった。ミニトマトも同じく枯れ上がり始め、なっている実は猛暑で実がしぼんでしまって終わりになった。たぶん今回で終了となる。

 暦の上では、八月七日が立秋で、今は秋の季節となっている。キュウリやトマトが終わるのは旬と考えれば仕方ないのかも知れない。

 ところがナスというのは強い。と言ってもそのままだと過繁茂になってしまうので、枝打ちをしてスリムにしてやるとまた復活して10月くらいまでは収穫可能の野菜なのだ。(寒さに向かうとだんだん収量が少なくなってゆくのだが)

 ということで、旬をよく分かって夏野菜をお食べ下さい。

 私たちの躰は食べたものでできているのだから。

                    おかげさま農場・高柳功