真夏日です!

(産地の声)vol.1502                               2021.7.21

 梅雨明けしましたが、今度は真夏日が続いています。

 雨が続いて畑に入れなかったのですが、雑草だけは我々人間の思いなど関係ない!と言った感じで旺盛に繁茂しています。

 

 我が家のジャガイモ畑は畝が見えないほど雑草に覆われてしまいました。その草丈は50~.60センチほどになり、そのままでは堀り取りの仕事ができないので、雑草の始末に刈り払い機を使って草退治です。真夏日が続く日々ですので日中の暑いさなかを避けて、刈り払ったのですが3日かかってようやく終えました。

 一方、田んぼの方も畦の草が稲の高さにまで成長?してこれも何とかしないといけないと畝刈中です。30℃を超す中での作業は汗だくで、着ているものはびしょ濡れ状態になります。

 それでも刈り取りを終えた後を見ると、きれいになって稲が喜んでいるように見えます。自分のやった仕事が目に見えて、畦や畑の雑草が刈り取られきれいになってゆくさまは気持ちがいいものです。

 ここのところ娘や連れ合いは夏野菜の収穫が続いていますが、私はもっぱら草退治です。無農薬栽培の一番の障害は雑草です。雑草退治は、田んぼは稲刈りまで、畑は9月いっぱいは雑草退治が続きます。

 話変わって田んぼは中干しと言って、水を切り田んぼを2週間ほど干します。水をためたままだと秋の刈り取りの時コンバインが深みにはまってしまう恐れがあります。時には泥に埋まってコンバインが動かなくなってしまい、刈り取りができなくなってしまったことがあります。

 と言うことで、今我が田は中干し中です。とは言え乾かしすぎても稲のために良くないので見回りをしたら、なんと穂が出始めているではないですか。例年より10日も早い出穂です。全般的に今年は生育が早まっているようです。

 日本各地でも線上降雨帯とかゲリラ豪雨とか災害に見舞われていますが、世界中で異変が起こっているようです。ヨーロッパではドイツ、ベルギー、オランダで死者が二百人以上行方不明千人以上の豪雨。隣の中国でも内モンゴル、河南省、北京と千年に一度起こるかのような豪雨です。カナダ、米国西部の12州で50℃を超す気温と山火事対策で手に負えない異常気象です。2030年問題などと言ってられなくなっているようです。

                                      おかげさま農場・高柳