農家の免疫アップ術

(産地の声)vol.1472                    2020.12.9

 現代農業という月刊誌があります。農家向けの本ですがずっと愛読し続けています。最新刊の1月号では「農家が教える免疫アップ術」とコロナウイルス対策の特集をしています。

 

 全国各地の農村のお年寄り?の皆さんの特集です。以下例えば・・・。

 Aさん・免疫力アップで心がけていることは、地産地消と旬のものを食べること。たとえば冬にトマトやキュウリは食べない。夏の野菜は体を冷やすから。東洋医学的にも旬の野菜や果物は理に適っていると思うから。

 Bさん・毎日田畑に出て日光に当たること。地球上の生き物はすべて光合成によって生きている。稲も野菜もそう、われわれ人間もそれを食べて生きている。

 Cさん・菌に触れて免疫力アップ。-農家は土いじりが仕事・この土いじりが免疫力アップに最強なんですよ。日頃からある程度の微生物やウイルスを体に取り入れることで免疫力が鍛えられる。

 過度の衛生主義はかえって免疫力を弱めることになる。私たちは腸管から栄養を吸収するが、植物の根っこと同じで多くの微生物が共生して健康が維持されている。よって微生物の活動しにくい化学調味料や添加物の多い食べ物は控える。 体を温める。体温が1度上がると免疫力が20%上がるというお医者さんもいます。体温が下がると血管も縮んで栄養も送れないし老廃物も運び出せない。病原菌やウイルスに対して兵隊さん(免疫)を送り込めない、これではさすがに不利だ。この免疫力、我々が寝ている間に回復するんだそうですね。

 などなど、この人たちは全くコロナウイルスを恐れていません。共通していると思うことは、コロナウイルスであれ細菌であれ 直すのは薬やワクチンではなくて自分の身体であり自然の環境だ、と思い込んでいる?ことです。

 有機的世界で暮らす新型コロナと私たちーという題で語る内容も意味深です。ーウイルス感染で私たちが忘れたのはウイルスもまたこの世界の生き物だったと言うことだった、ウイルスとの戦争といった勇ましい言葉が飛び交ったが。

 ウイルスも人間も同じ世界に生きている。そしてこの世界には人間にとって不都合な生き物もいる。が、撲滅しようとしてもそうはいかない。生命的世界は単体(人間)で形成されているのではなく様々な生物や無生物が関係し合って成立しているということである。紙面の都合で、ここまで。つまり私たちに備わっている免疫力(健康体)を発揮できる体力を養おう!心がけようということです。

                      おかげさま農場・高柳功