未曾有の災害

(産地の声)vol.1352                     2018.7.11

 西日本の豪雨災害は史上最悪の被害が出ています。西日本に住む知り合いに電話をかけて安否を尋ねたのですが、運良く大丈夫という返事です。

 

 昨年までここ千葉で農業をしようと就農を始めたばかりでしたが、家族の都合があって岡山県の高梁市に移住したのです。

 様子を聞いたら「自宅近辺は水没するようなところでないので大丈夫です。ですが周辺は土砂崩れがあって通行不能な箇所もあちこちある」と。

 広島県の呉の知人は「大災害でたまたま高台なので家は大丈夫なのですが、周辺の河川が洪水、土砂崩れで陸の孤島となった感じです。」「一番困っているのは水なのですが周辺の道路が土砂で通行不能なので物資が届かないのが大変」「幸い井戸が掘ってあったので自宅は大丈夫だけど近隣が困っています」とのこと。

 四国の愛媛の知り合いも「自分の所は水のでるところではないので生活は大丈夫なのですが、仕事が出来ない!」と。近隣の市町村は通行不能地続出とのこと。

 高知県の知り合いに声をかけたら「地盤が良いのか全く大丈夫なのだけれど山の方には行けなくなってしまった。」

 など、たまたま知り合いの皆さんは無事で、地の利が幸いしたからか、運が良かったのか、とりあえず安堵しました。(被災者の皆様には申し訳ありませんが)。

 先週も書きましたが、天地の災いは人知を越えます。私の内で一番心配したのは、もしこんな時大地震でもあったらどうなるんだろうと言うことでした。

 死者行方不明者が200名近くなって、観測史上最悪な事態です。

 地球温暖化は単に暖かくなると言うことではなく、干ばつや洪水が頻繁にでる異常気象になる、という話を聞いてから10年以上になりますが、その時聞いたことが現実となって表れていることに人間社会の危機感を抱きます。

 個人では対応しようがありません。大洋の海水温度が上昇し積乱雲が活発になってしまう現象は、地球異変もあるでしょうが、人間社会の営みもその原因と(CO2の増加など)なっています。

 人間が快適暮らしをするためにクーラーをの使用し、自動車の利便さのために石油を消費しその反面厖大な放熱をしています。悪循環の流れです。さらに温暖化を促進しているとも言えます。

 破滅への道へと続く現代文明でなかろうか。今日のお茶飲み話でした。

                       おかげさま農場・高柳功