あれやこれや

(産地の声)vol.1344                    2018.5.16

 ようやく田植えが終わりました。最後の田んぼは植え付けをやめようかという程、泥田で田植機が深みにはまり、最初は人力4人で何とか上げることが出来ましたが、すっぽりハマってしまいトラクターの登場です。ロープでは切れてしまいますのでワイヤーを使い引き上げました。3度もです。

  50枚の田んぼの植え付け完了。一段落です。

 田んぼにかかり切りだったのですが、畑を覗くと雑草が順調?!に成長しています。ほっておけない、と娘がジャガ芋畑の中耕除草に行き、かたやハウスの中はキュウリが穫れ始め、連れ合いの収穫作業が始まりました。

 キュウリは、気まぐれで天候の変化に振り回されます。お客さんに案内したら曇り空と低温で予定の半分以下しか獲れず、しばらく出来ないと案内したら今度は天気が回復して急に獲れだして、どうしようか?などと慌てています。

 無農薬の栽培でハウスなのですが、雨の天気が続くと一気に病気が蔓延します。ベト病(葉脈に沿って枯れ始まる病気)が出てしまいました。今年は接ぎ木でなく実生なのでより病気になりやすいのかも知れません。

 一方、カボチャやスイカが植え付けを待っていて下葉が枯れ上がり始めています。急いで植え付けたいのですが、2.3日前の雨がたたって畑には入れません。泥田のような感じで水が抜けるのを待つしかありません。

 そんな状況ですが、仲間の田植えが済んでないので今日は代掻きの手伝いに行ってきました。自分も手が回らないのですが、仲間ももっと手が回らないので行ってきたのでした。

 全ての代掻き終了!。夕方家に帰り泥のついた代掻き車輪を洗い、片付けしようとしたら、今度は洗浄機が故障で動きません。で、急遽ホームセンターに行って洗浄機を購入。そこへお客さんが来て結局洗い終えることが出来ませんでした。

 今日のお客さん第一号は、ソーラー発電のパワコンなる装置が故障して電力変換が出来なくなって、その交換作業の皆さんでした。

 我が家は東電の原発事故後、ソーラを取り付けました。自ら出来ることをやろうと事故の翌年導入し、以来6年目となります。10kwの装置で昨年の発電量は、11,821kwでした。消費電力を超える発電量です。

 あれやこれやの毎日が続きます

                      おかげさま農場・高柳功