(産地の声)vol.1261 <久しぶりの秋晴れ!> 2016.10.6
今朝は久しぶりの晴天です!。秋晴れと言うにふさわしい朝を迎えています。
昔は台風が去れば、一転して太陽が顔を出し晴れ上がるのが多かった用が気がし
ます。
ですから台風が嵐を一掃するかのような感じを持ったものです。
この産地の声でこれまで異常気象を感じることを度々書いてきました。ここ数年
はあまり触れてきませんでしたが、ここ数年で本格的な異常気象を迎えた感があ
ります。
ですが国民的、というか社会的な観点からすると人々は自然から離れ自然と人
間の関係をますます意識しなくなって来ているように感じます。人々はスマホに
夢中になり、ITばやりでそれがステータスであるかのような感が強い時代です。
経済主義と国家主義がはびこっているような気もします。人類の進歩というの
は世界中の人々が争うのでは無く共に時代を創造してゆくことなのであろうと思
ってきたのですが、どうも違う方向に進んでいる感があります。
人間は、大地自然が無ければ生きてゆけない存在です。そういう意識、知識が
どこかに飛んでいってしまっています。地球温暖化という問題も元はといえば人
間の経済行為の結果から来ています。自らの行為を顧みることなしに未来はある
のでしょうか。
この産地の声を書いている今、本当に太陽のありがたさが身にしみます。我々
はお天気と共に仕事ですから、「1.2週間の内に1日あめがふるような天気だっ
たらいいね」などと話していますが中々そういう天気は続きません。
稲刈りもようやく先が見えてきました。あと1回の稲刈りです。雨続きの天候の
おかげで田んぼだけでなく、畑にも入れず、種まきや管理仕事が大幅に遅れたり
しています。種まきした葉物も順調ではありません。
お天気がこのまま晴天続きで作物が順調の育つよう祈る気持ちです。
おかげさま農場・髙柳功
コメントをお書きください