年末の忙しさが

(産地の声)vol.1222     <年末の忙しさが>       2015.12.15

 

 何故か仕事が予定通り進まない。今日は、落花生を炒っていたのだが、途中大根の注文が入り、急遽畑へ大根抜きに。大根抜きを終わって家に着いたらお客さん!。頼まれていたお米とたくあん大根を車に積んでみんなでお茶する。

 

 育苗ハウスにはサニーレタスの苗が育って、今がちょうど植え時に育っているので植え付け準備もしなければならないのだ。大豆もまだ刈り取りが終わらずすぐにでも収穫に取りかかりたいのだが、、、。

 年末は何故忙しくなるのだろう。ホームスティーの若者も来るのだが、新人?はなかなか機転が利かないこともあるのでいいような手間がかかるような、これはこれで難しい。今日も昼にアメリカ人を空港まで送って行ったがそれも仕事の一つとなる。

 中旬には落花生の荷作りも一段落したいところまでは気持ちも同じだが、あれやこれやで家族で言い合いになったりする。結局、今日も暗くなるまで落花生の袋詰めにかかってしまった。外仕事を優先するしかないのでこの仕事が最後にならざるを得ない。

 暗くなって、おかげさま農場のパートをしてくれている娘さんが来て「手伝うよ!」と1時間ほど手伝ってくれ、場の雰囲気が変わって元気をもらった。

 終わって、寒いのでこたつに上がってもらい夕食を一緒に!。遠慮してたけれど「手伝ってもらったから遠慮しないで!」と引き留め夕食。明るい子で孫とも仲良しなので一緒に遊んでくれもした。 Good夕食タイムとなった。

 TVでは消費税の軽減税率がどうのこうのと大騒ぎしているみたいだけど「それほどのことなのか」と娘が言う。「10%にあげることの方が問題だと思うけど」と。司会が、「消費税は広く国民全体に影響を及ぼし、かつ低所得者ほど影響を受ける。なのに一方で利益を上げる企業税=法人税を下げる議論の方はさっぱり」-「そうだよね、おかしいよね」そんな話で盛り上がってしまった。

 「我が国の首相は外遊が好きであちこちに行って数百億と言うお金をぽんぽんと出しているようだけど、あれって元は税金だよね。」「国家財政が苦しいなんて考えてないように見える」「自分の金ではないから出来るんじゃないの」「それで財政が苦しいだの、社会保障に必要だのと言ってるけど分かんないよな」etc.

 我が家も国家もカオスになっている点では同じなのかもしれない。現状を良くわかってやることが肝要だな。で、解散お仕舞いになった。

 

                   おかげさま農場・高柳功