稲刈りです!

(産地の声)vol.1207     <稲刈りです!>        2015.9.2

 

 ここのところ天候が雨模様が続き、夏野菜がパタッと穫れなくなっています。全くではないのですが、ぽろぽろと収穫する程度なのでお客さんには気をもませています。夏野菜というのは温度で成長する、というのは本当なのだと言うことを改めて実感しています。

 

 従って、お店の皆さんもそうですが宅配のお客さんの詰め合わせが、品数が少なくなって事務方は大騒ぎに騒いでいます。「宅配に入れる野菜が少なくて!」と。

 同時に、村で早く始まった稲刈りが遅れています。早い人は8月の6日に刈り始めたと聞きましたが、私は未だに稲刈りになっていません。もう諦めて昨年並みに始められればいい、と腹をくくっています。ただ早稲種が少しあり刈り遅れにならないか少々心配なのです。

 それでも農村に育ったせいか稲の穂並みがゆれる田んぼを見るとこころが安らぎます。「これで我が命、我が家族は安泰だな」と思うのです。買えばある、と言う感覚はありません。この地に生まれこの地のものをいただけることがありがたい、と思うのです。天地の恵みに感謝です。

 畑は娘に任せ今日から稲刈り準備にかかりました。稲刈りの必要な機械は、コンバイン、籾の搬送機、籾の乾燥機、籾をお米にする籾すり機、籾すりしたお米に混入する小石を除く石取り機、そして計量する機械、お米を入れる紙袋、お米を積むパレットなどです。

 一連の流れでの仕事で一カ所でも不具合があると全部が止まってしまいます。なので上記の機械類の掃除、整備をしなければなりません。それが結構手間食いなのです。仕上がりのお米にゴミが入りでもしたら問題です。一年間保有するのですからちゃんとやらなければ後で困ったことになります。

 そんなことでペンチやドライバーなど工具を使い、コンプレッサーを使ってゴミを払い、注油をし、ベルト類などを点検し、摩耗したものは取り替えます。全て自前でやります。全部整備を終えたら電源を入れ問題がないか試験運転をします。何でもやるお百姓なのだと思います。

 そうして収穫を迎える仕事は楽しいものです。今年のお米はどうなのか。種を蒔いてから育苗、田植え、草取り、田見回りをしての成果に期待しつつ刈り取りが始まります。

                        おかげさま農場・高柳