有機JAS認証への対応について


2000.5.5

千葉県香取郡大栄町伊能215-1

(有)おかげさま農場 高柳功

 

 ご承知の通り、本年4月に有機認証が法制化され、「なぜ、おかげさま農場は有機認証をしないのか?」

という問い合わせがあります。

 

 おかげさま農場としては、有機認証を得るためにおかげさま農場の農法をしてきた訳ではありません。

法制化があろうがなかろうが、よくないものはやらず、環境や安全を脅かすものは極力使わない、という方針は変わりません。

 

 農業や食の現状を考えるとき、いわゆる有機農産物というものが特別なものでなく

それが本来のものだ、あるいは当たり前だという意識的、地域的広がりを持って欲しいと願うものであります。

 

 おかげさま農場は、当農場だけでなく、地域全体が化学農薬、化学肥料が低減あるいは無くなることが望ましいし

次の世代のためにもその運動を続けていくつもりです。

 

 おかげさま農場は、「食は命」を標榜してきましたが、その食は自然の恵みによってもたらされます。

自然の豊かさ、健全な自然があって初めて食が得られるものと思います。

 単に、有機栽培農家や一部の消費者だけの問題ではない、と思うものです。

 

 また現実的に、生産農家の現状を考えると、今回の認証は経費や事務的な負担が重い事

認証のあり方が本来の自然の摂理や農の実態から乖離し、目的と離れているのではないか、といった疑問を持ちます。

従って、今回の認証は見送る考えです。


 ですから、今後有機農産物の標榜はできません。

 しかし、いつでも生産現場にきていただき、現状をみ、あるいはご意見をいただきたいと思っています。

現場で確認いただき、納得がいけば今後ともおつきあいいただきたいと考えております。


 期待にそぐわないところもあるでしょうが、当農場の方針をご理解いただきたいと思います。